>>内閣府「宇宙スキル標準(試作版)」に宇宙大学が掲載されました

【宇宙大学】衛星データxAIによる社会課題の解決/株式会社スペースシフト 代表取締役 金本 成生氏

「宇宙とAIで世界を紐解く」をテーマに掲げる株式会社スペースシフト。代表取締役の金本成生さんは、宇宙への情熱とITベンチャーでの経験を活かし、衛星データとAIを駆使して社会課題の解決に取り組んでいます。

その革新的な取り組みは、都市の変化、災害対策、農業の効率化、そして地球環境への貢献といった幅広い分野をカバー。生まれ故郷である鳥取県との取り組みをはじめ、具体的な事例をたくさん紹介してくださいました。

講師からのメッセージ

スペースシフトは衛星データの解析のためのAIを開発している会社です。

災害や農業、都市モニタリングなど、世界中の様々な衛星を組合せて様々な地表面の変化を知ることができます。

インターネットと同様に、人類にとって不可欠な技術になる宇宙利用の要となる衛星データ利活用の最前線と、これまでの事例、今後の展開についてお話しします。

本講演が、皆さんが普段関わっている事業や日常生活にどのように衛星データが使えるか、考え始める機会にしていただけると嬉しいです。

第128回 気づくセミナー 宇宙大学(動画あり)

■開催日:2025年3月19日(水)

■講演テーマ:衛星データxAIによる社会課題の解決 これから益々活用しやすくなる衛星データ!あなたならどう使いますか?

■講師:株式会社スペースシフト 代表取締役 金本成生氏

■告知ページ:https://peatix.com/event/4325741


https://youtu.be/6dn3hQfqXPg

スペースシフトの強みは、AIを活用した衛星データの自動解析技術です。

  • 独自の技術
    光学衛星とSAR衛星のデータを組み合わせることで、より多角的な分析を可能にします。
  • 幅広い応用分野
    都市モニタリング : 建物の変化や都市の成長を詳細に捉えます。
    災害対策 : 浸水状況や土砂崩れを迅速に解析し、早期の復旧活動に貢献します。
    農業 : 衛星データから得られる作物の生育状況を分析し、収穫量の予測や最適な流通計画に役立てます。
    工業 : サプライチェーンの状況を可視化します。
    GX(グリーントランスフォーメーション): 森林管理やカーボンクレジットの算出に貢献します。

今後、衛星データがクラウド化され、誰もが自由にアクセスできるようになる未来を見据えている金本さん。

そのための基盤技術を提供し、様々な企業や研究機関との連携を通じて、衛星データとAIの可能性を最大限に引き出すことを目指しています。

金本 成生氏 プロフィール

金本 成生(かねもと なるお)氏
株式会社スペースシフト 代表取締役

【プロフィール】
1975年鳥取県米子市生まれ。
神戸大学工学部卒。
小学校2年の頃にハレー彗星に惹かれ宇宙に興味を持つ。
少年時代は天文学者を志すが、大学在学時代にITベンチャーを起業。
その後音楽業界、IT業界を経て2009年、宇宙ベンチャー「株式会社スペースシフト」を起業。
代表取締役に就任。
「宇宙xAIで世界をひもとく」をテーマに事業を展開。
AIを活用した衛星データ解析ソフトウェア開発、非宇宙企業への宇宙ビジネスコンサルティングなどを手掛ける。
総務省「宇宙×ICTに関する懇談会」「宇宙利用の将来像に関する懇話会」構成員などを歴任。

ホームページURL:https://www.spcsft.com/
X:@spcsft
FB:https://www.facebook.com/spcsft

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