YOXO FESTIVAL 2025
テクノロジー、エンジニアリング、サイエンス、モビリティ、AIなど、さまざまな「未来」が体験できるブースが勢ぞろいする中、わたし達、一般社団法人 宇宙産業機構は、宇宙エリアにブース初出展。
「宇宙検定クイズに答えて、宇宙ステッカーをゲットしよう!」というコンテンツをご提供し、2日間で1,000人を超える方に宇宙検定クイズにご参加いただきました。
出展概要
【開催日時】1月25日(土)、1月26日(日)
【主催】横浜市 横浜未来機構
【公式サイト】https://yoxo-o.jp/yoxofestival/
【出展名】
「宇宙検定クイズに答えて、宇宙ステッカーをゲットしよう!」
宇宙のプロフェッショナルが作成した11問のクイズ問題にスマートフォンでトライ
■宇宙検定クイズ問題作成者
JAXA 宇宙航空研究開発機構 チーフエンジニア室 独立評価チーム長 坂下 哲也氏
日揮グローバル株式会社 月面プラントユニット ユニットリーダー 深浦 希峰氏
京都大学大学院 総合生存学館 教授/SIC有人宇宙学研究センター長/宇宙産業機構 顧問 山敷 庸亮氏
鹿島建設株式会社 イノベーション推進室 宇宙担当/宇宙産業機構 顧問 大野 琢也氏
弁護士法人GVA法律事務所 宇宙・航空チームリーダー 弁護士/一般社団法人Japan Space Law Association 理事/宇宙産業機構 顧問 本間 由美子氏
元JAXA 宇宙航空研究開発機構/日本宇宙少年団 相談役/宇宙産業機構 顧問 柳川 孝二氏
■宇宙検定クイズトライ特典
①全問正解者には通常なら会員限定の「スペースマーク」を、全問正解でない人には「うちゅケン君」のステッカーをプレゼント
②専門知識満載の宇宙検定クイズ解説集をプレゼント
③iSIO会員登録で入会金無料
【イベント結果】
2日間で「宇宙検定クイズ」に延べ1,000名を越す親子が参加
YOXO FESTIVALの出場者数は現在公開待ち。
前回は1日2万人以上の集客あり。
イベントを終えて:新たな宇宙コンテンツの完成!
新たな宇宙コンテンツの完成!
1つのスマホを親子で囲んで難問にチャレンジ
今回、iSIO(宇宙産業機構)では、今後実施する「宇宙検定」の予告を兼ねて「宇宙検定プチクイズ」をイベントのコンテンツとして披露しました。
出題は、宇宙の専門家にプロボノで依頼。クイズのレベルは、中学1年生向けにと依頼したものの、高度な知識が要求される難問も混ざっていました。
しかも、来場者の大半は小学校低学年のお子さま連れの親子。
途中で脱落する子どもが続出するのかと思いきや、途中退場はわずか3組ほど。皆さま、真剣に取り組んでいました。そして、そんな我が子を必死にサポートする親御さん。
親子が1つのスマホに集中して難問にチャレンジする。そんな光景が、丸二日間を通して繰り返される。これまで見たことのない不思議なブースとなりました。
写真レポート
数十枚の写真の中から、厳選してお届けします。
手づくり感を出してみました(!?)
親子でのトライがとても多い!
宇宙検定クイズが終わったあと、「宇宙、好き?」と聞くと、ほとんどの子が「うん」「好き」と答えてくれました。「あのね、宇宙ってね‥」と話しだしたら止まらなくて、お母さんに手を引かれても振り返って話し続けるツワモノちゃんも(笑)
ブースに立たれているのは、今回、宇宙産業機構から出展された、GVA法律事務所の本間由美子先生。宇宙に詳しい弁護士さんだとわかると、宇宙デブリについて熱心に質問を始めたパパさん。(右隣にキッズがおとなしく座っています。)
おじいちゃん、おばあちゃんが優しくゆったりと見守る中、一人もくもくと宇宙検定クイズに挑むキッズ。こんなに小さくて漢字が読めるの?と思い尋ねると、天才キッズだということが判明。2歳で漢字が読めたそう。意志のある瞳と聡明なお顔立ちに、深く納得したのでした。2日間で、同じような子はもう一人いました。
ちなみに、おばあさんが手にしている冊子はGVA法律事務所のものです。
椅子が足りなく、途中で横浜未来機構の方が追加で持ってきてくださいましたが、それでも足りず。立ってでもトライしてくださる方が多く、宇宙に興味のある人は予想以上に多いのだとうれしい驚きでした。
風が吹き抜ける駅改札を出てすぐ、という会場でしたが、寒いとグズる子はゼロ!スタッフはホッカイロを貼っていたのと、子ども達の熱量により、寒さをしのぐことができました。
JAXAスペシャリスト、宇宙科学研究所特任教授で、日本航空宇宙学会会長も務められた河野功さんもご来訪。うれしいことに、夢のある宇宙のお話や、クイズ問題のヒントを出されるなど、積極的に皆さんと触れ合ってくださいました。河野さんから直接お話を聞けた子はラッキー!
会場のあちこちで見かけた、宇宙なんちゃらこてつくんのゴーグルをかぶった子も真剣トライ。
全問正解者には、iSIO会員が持つことのできる「スペースマーク」のステッカーをプレゼントしました。会員種別ごとに5色のスペースマークがある中から、どれにしようか迷った結果選んだものは、ベーシック会員用の「Ocean Blue(オーシャンブルー)」。
「全問正解するまで何回トライしてもOK」というルールにしたので、2回、3回とチャレンジする子もいました。
全問正解はなかなか難しいだろうなぁ、と思い、前日に急きょスタッフが作成した「うちゅケン君」(宇宙+犬(ケン)を掛け合わせてみました)のミニシールが、こちらもまた大人気。
12種類のうちゅケン君の中には、山敷庸亮先生の宇宙輸送手段「ヘキサトラック」、大野琢也さんの人工重力施設「ルナグラス」、弁護士である本間由美子先生の六法全書をイメージしたものもご用意。なんと、2日目の終了時刻に、用意した数がピッタリなくなるという快挙!
今回、宇宙エリアに出展されていた、iSIO宇宙学生団体会員の神奈川大学宇宙ロケット部さん。広報の龍岡紘海さんが、iSIO会員特典としてお渡ししたスペースマークを、さっそくカードケースに貼ってくださいました。
ちなみに、iSIO宇宙学生団体は、「チャレンジし、燃える学生」ということで、「Pioneer Red(パイオニアレッド)」のスペースマークです。
写真右上には、宇宙ロケット部を率いる神奈川大学工学部機械工学科教授の高野敦先生。そして、先月10km以上打ち上げられた実際のロケットが!
宇宙広報団体TELSTARさんも、iSIO宇宙学生団体会員です。今回のYOXO FESTIVALで、TELSTARさんは宇宙産業機構のブースから出展。写真は、千葉俊彦さんです。
出展内容は、丹精込めて毎号作る宇宙の冊子「TELSTAR」の配布。しかも、「宇宙の香り付き」というなんともセンスの良いイベント特別版をお渡ししていました。ブースを訪れた方に、実際に宇宙の香りをかいでもらうというデモもあり(右の画像にあるスプレーボトル)、時おりフワッとアロマの香りが鼻に届きました。
YOXO FESTIVAL 2025 まとめ
懇親会でのワンショット
昨年のYOXOフェスティバルでは、宇宙大学として初のリアル開催を実施し、今回は宇宙産業機構として初のブース出展をしました。YOXOフェスティバルを機に、新しいチャレンジをさせていただき、ありがとうございます!
多くの出会いと発見、学びがありました。これらのノウハウを生かし、これまでの常識にとらわれない新たな検定として「宇宙検定」を構築していきたいと思います。
▼宇宙検定のロゴマークです
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