2023年6月に第1回目が開催され始動した、宇宙大学のGMS計画。
その後、関係者のみの参加により非公開で回を重ねてきましたが、この度、京都大学の山敷庸亮先生のお声がけがきっかけとなり、横浜未来機構主催のビッグイベント「YOXOフェスティバル」の「YOKOHAMA宇宙DAYS」のプログラムの一つとして、ディスカッション&大交流会を実施しました。
しかも、またもや豪華パネリストが集結。
パワーアップしてのリアル開催!
※宇宙大学は、横浜未来機構の「YOKOHAMA宇宙DAYS」のオフィシャルパートナーです
開催概要
■開催日:2024年2月3日(土)
■開催場所:横浜ランドマークタワー7階 NANA Lv.横浜市立大学みなとみらいキャンパス
■講演テーマ:横浜×宇宙 大交流会 ~GMS(Great Mobility Suit)開発について語ろう!~ YOXOフェスティバル YOKOHAMA宇宙DAYS
■告知ページ:https://peatix.com/event/3810619
■登壇者
京都大学SIC有人宇宙学研究センター長 山敷 庸亮氏
大阪芸術大学 デザイン学部キャラクター造形学科 客員教授 泉 博道氏
鹿島建設株式会社 イノベーション推進室 宇宙担当 大野 琢也氏
宇宙ビジネスコンサルタント 森 裕和氏
一般社団法人スペースポートジャパン 共同創業者 理事 片山 俊大氏
JUNIART DESIGN 代表 岡村 樹二也氏
INAMI Space Laboratory株式会社 代表取締役 稲波 紀明氏
株式会社ダイモン CEO 中島 紳一郎氏
京都大学医学部 白樫 聖夢氏
ファイナンシャルプランナー 田尻 智子氏
【特別開催】第103回 気づくセミナー 宇宙大学
これだけの方が参加してくださいました!
横浜×宇宙 大交流会 GMS開発について語ろう!(動画あり)
https://youtu.be/LFL0EdgBO5Q
私たち人間が宇宙で活動するためには、基本的に機械の力を借りざるを得ません。
現在のテクノロジーで実現できること、できないことは何なのか?
将来の地球・月におけるロボット(人型?それ以外?)の活躍の可能性についてのディスカッション、そして交流会を楽しみました。
GMS Projectオリジナル曲 山敷庸亮氏&岡村樹二也氏(動画あり)
Great Mobility Suit (GMS) Project for YOXO Festival
https://youtu.be/JsFNraM5gFU?si=94F76FHu0JnU0Aji
GMS計画に積極的に参加いただいている、京都大学SIC有人宇宙学研究センター長の山敷庸亮先生がプロデュースされたオリジナルムービーです。
作曲と動画編集は山敷先生が、ビジュアルは3Dトップアーティストの岡村樹二也さんが制作されました。
当日の会場レポート(写真)
ずらりと並ぶGMS宇宙人の面々による、ディスカッションタイム中。
宇宙旅行に誰よりも詳しい、今年きっと宇宙へ飛ぶ!稲波紀明さん。
月面で活躍するロボットを考案した、京都大学の白樫聖夢さん。
皆さま、お疲れ様でした!
ここからは打ち上げシーンです。
この日(2月3日)は山敷先生のバースデー!学生さん達からのサプライズ・プレゼントに、大喜びの山敷先生。
https://twitter.com/ikiakaproject/status/1754768296803762594
ここからは、YOXO宇宙フェスティバルの会場シーンです。
宇宙大学副代表の榊原(左)と、代表の矢崎(右)。
宇宙居住施設、ルナグラスとマーズグラスのブースで。
少年たちにうれしそうに人工重力について語る、鹿島建設の大野琢也さん。
https://twitter.com/ikiakaproject/status/1754108559992750567
宇宙人クラブ「宇宙人カチューシャ」のワークショップ・ブースにて。
いつもキュートなポージングの、宇宙人クラブ代表、福海由加里さん。
超小型月面探査車「YAOKI」の操縦体験ができるダイモン・ブースは、子ども達に大人気。行列ができすぎて、係の方から整理券配布を促されるワンシーンもありました。
パネリスト&司会 プロフィール
山敷 庸亮 氏
京都大学SIC有人宇宙学研究センター長
1990 年京都大学工学部卒業。1991年京都大学工学研究科環境地球工学専攻修士課程時に日本ブラジル交流協会を通じてサンパウロ大学で研修。1994 年サンパウロ大学工科大学院(EPUSP)修士課程修了。1999年京都大学博士(工学・環境地球工学)。2004~2008年日本大学理工学部講師・准教授。2007年東京大学非常勤講師。2008~2013年京都大学防災研究所准教授などを経て現職。2011年原発事故による河川海洋放射線環境調査に加わる。2015年より宇宙における水の研究を推進し,系外惑星の複数のハビタブル・ゾーンと恒星高エネルギー粒子による系外惑星放射線環境を比較可能な太陽系外惑星データベースExoKyoto を開発,公開。
2019年より土井隆雄宇宙飛行士,寺田昌弘准教授らとともに,アリゾナ大学人工隔離生態系Biosphere 2 を用いたスペースキャンプ(SCB2)を企画,実践。以降,宇宙居住研究に本腰を入れ,「コアバイオームコンセプト」そして「宇宙移住のための3つのコアコンセプト」を提唱。
泉 博道 氏
大阪芸術大学 デザイン学部キャラクター造形学科 客員教授
大本願善光寺 飛騨別院 高山善光寺 住職
浄土宗 青山梅窓院 執事(兼務)
東京造形大学芸術学部デザイン学科 ID 専攻卒業。
大学卒業後(株)タカラ(現タカラトミー)入社 クライアントとして SF アニメーション
作品の商品化を担当(代表作 太陽の牙ダグラム・装甲騎兵ボトムズ・ガンヘッド等)
退社後佛教大学文学部3年生に編入 浄土宗住職資格を取得。
精神薄弱者授産施設「吉城やまゆり園」設立スタッフとして参加 造形部部⾧を務める
フリーランスとして(株)日本サンライズ SF アニメーション企画・作品設定協力等
現在に至る
大野 琢也 氏
鹿島建設株式会社 イノベーション推進室 宇宙担当
1991年神戸大学工学部建築学科卒業。1993年神戸大学大学院工学研究科建築学専攻修士。1993年鹿島建設入社、設計・エンジニアリング総事業本部。1997年より関西支店建築設計部。2020年より京都大学大学院総合生存学館非常勤講師。2023年より鹿島建設イノベーション推進室宇宙担当。子供のころより宇宙居住に興味持ち、基礎として建築設計を学ぶ。宇宙居住の問題点は、低重力により地球に戻れない体になること、誕生や成長が正常に行われないこと、であると考え、その対策として遠心力を利用した人工重力施設が役に立つかもしれないと思い、仕事とは別に研究を重ねてきた。書籍、雑誌、講演などで独自の人工重力施設の建築的手法を世に問いかけている。
中島 紳一郎 氏
株式会社ダイモン CEO
発明家でロボットクリエイター。
月面探査車YAOKIを発明し、NASAの月輸送ミッションと契約。
2024年に月面探査実現の年を迎える。
YAOKIをアバターロボットとして操作する事で5年以内に「何時でも何処でも誰でも月面旅行を楽しめる時代」を創る。
ロボットが生命化して宇宙に拡がる未来を夢見ている。
森 裕和 氏
宇宙ビジネスコンサルタント
プロダイバー
Blue Abyss Diving Ltd. Cofounder& VP of Business Development
株式会社ワープスペース CSO
Warpspace USA Inc. CEO
大分県 宇宙開発振興班 技術顧問
一般社団法人宇宙美容機構 理事
一般社団法人SPACETIDE CXOアドバイザー
宇宙人クラブ ユースリーダー
宇宙ビジネスコンサルタント。英エジンバラ大学理論宇宙物理学部飛び級入学・首席卒業。エジンバラ王立協会から支援金を受け、理論宇宙論の研究(直接観測した重力波シグナルで検証可能な一般相対性理論の修正論)経験あり。プロダイバーとして地中海で活躍し若手プロダイバーとして欧州・地中海エリアで賞も受賞し有名ダイビング雑誌に掲載される。バックパッカーの経験もあり、現在までに世界2周、約90カ国訪問。Satellite Show, Geoint, Geoweek等のグローバル主要宇宙ビジネスカンファレンスで登壇。趣味は沈船・海中洞窟ダイビング、飛行機操縦、ピアノ演奏、美術、宇宙物理等。死ぬまでに月面到達を目指す。
片山 俊大 氏
一般社団法人スペースポートジャパン 共同創業者 理事
電通入社後、プロモーション/メディア・コンテンツ/ブランディング/PR 戦略など幅広い領域に携わり、日本とUAEの宇宙・資源外交に携わったことをきっかけに宇宙関連事業開発に従事。 日本にスペースポート(宇宙港)を実現するための業界団体「一般社団法人スペースポートジャパン」を共同創業し、宇宙業界と非宇宙業界の連携を促進している。著書『超速でわかる!宇宙ビジネス』(すばる舎、2021年)
岡村 樹二也 氏
JUNIART DESIGN代表
[3D CG/Effect/UX/Visual Designer] アートの世界を志すも、理由あって堅気の仕事に就く。
しかし!自分を殺して「普通の仕事」を続けるのに我慢できず、無謀にもCG(とWeb)で生計を立てることを決意。
野垂れ死に寸前のところを大野氏と出会い、以後怒涛のごとく3D制作を開始。
「ピザから宇宙戦艦まで」「どんなアイデアでも短時間で形にします」をキャッチフレーズに生涯現役を目指す。
早稲田大(法)卒。某金融機関にて営業・調査・広報・海外勤務経験あり。
稲波 紀明 氏
INAMI Space Laboratory株式会社 代表取締役
1977年愛知県生まれ。日本IBM在職中の2005年にヴァージン・ギャラクティック社の宇宙旅行に申し込み、世界最初の宇宙旅行者100人に選ばれる。宇宙旅行や宇宙ビジネスに関わり、たびたびメディアにも登場し発信を続ける。これから本格的に開始される民間宇宙旅行サービスで、世界で初めて義足で宇宙旅行に行く予定。宇宙ビジネスコンサルタントとして精力的に新規参入の支援を行なっている。
白樫 聖夢 氏
京都大学医学部医学科3回生
現役の大学生です。「聖夢」と書いて「あゆ」と読みます。医学分野では専門内容だけでなく、放射線によるDNA損傷とその修復経路や腸内細菌について深掘り中です。夢は将来宇宙で暮らす人をお腹の中から支えること、放射線から守ることです。まだまだ学部生で専門知識も少ないですが、どうぞよろしくお願いします!
◆司会進行
田尻 智子 氏
ファイナンシャルプランナー
俳優業、医療業界、IT業界等の異なる業種を経験。お金のことを真剣に勉強してこなかった人生を振り返り 2015年に金融業界へ転向。2022年度もMDRTに該当(連続3回目)。沢山の方に「お金の知識」からお伝えし、より豊かな未来を届けたいと講師としても活躍中!機械の猫飼って電脳化を夢見る空手二段の母です。
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