>>【宇宙大学】8/1(木) ハビタブル惑星の放射線環境は?未来の居住地を守ろう/京都大学大学院教授 山敷 庸亮氏

【宇宙大学】我々が移住可能な第二の地球はあるのか?/京都大学大学院教授 山敷 庸亮氏

いつもとてもお忙しいスケジュールの、京都大学大学院教授の山敷庸亮先生。

この時も、スタンフォード大学での講演、アリゾナ大学との協定締結、NASAのビルネルソン長官の京都大学来校対応、ケンブリッジ大学生存リスク研究センターと京都大学大学院総合生存学館との協定延長交渉、UNESCO本部などさまざまな国際機関や大学に日本の学生を紹介‥‥と、脱帽の活躍ぶりです。

そんな中、ありがたいことに宇宙大学でご講演いただきました。

寝る間を惜しんで動画編集をされるなど一切手を抜かず、時間を延長してまで参加者の質問に真摯に対応してくださいました。

そんなお人柄も、山敷ファンが多い理由の一つですね。

山敷庸亮先生からのメッセージ

現在5000個以上の太陽系外惑星の存在が確認されており、未確定候補を含めると8000個を超えます。

その中で、地球のように海が存在する可能性がある惑星は未確定候補も含めると100個ほどあります。

それらを太陽系外惑星データベースExoKyotoを用いて紹介するとともに、どのような条件の惑星であれば我々が移住するにふさわしいかについて議論してゆきます。

第78回 気づくセミナー 宇宙大学(動画あり)

■開催日:2023年2月8日(水)

■講演テーマ:我々が移住可能な第二の地球はあるのか?

■講演者:京都大学大学院 総合生存学館 教授/SIC有人宇宙学研究センター長 山敷 庸亮(やましき ようすけ)氏

■告知ページ:https://peatix.com/event/3464362

SIC有人宇宙学研究センター
https://space.innovationkyoto.org/

太陽系外惑星データベース
http://www.exoplanetkyoto.org/

▼動画はこちらです。


我々が移住可能な第二の地球はあるのか?
https://youtu.be/vdoZ6G7SiEg?si=Vc0YSK1–553yEs2

▼山敷先生の第1回目の宇宙大学はこちらです。


月・火星・地球 生態ネットワークの構築と「その先」にあるもの
https://youtu.be/qviaDq2pwJ4?si=gTH73eqzjlHQdeIm

山敷 庸亮先生 プロフィール

1990年 京都大学工学部卒業
1994年 サンパウロ大学工科大学院(EPUSP)修士課程修了
1999年 京都大学博士(工学・環境地球工学専攻)
2004-2008年 日本大学理工学部講師・准教授
2007年 東京大学非常勤講師
2008-2013年 京都大学防災研究所准教授などを経て現職
2011年 原発事故による河川海洋放射線環境調査に加わる
2015年~宇宙における水の研究を推進し、系外惑星の複数のハビタブル・ゾーンと恒星高エネルギー粒子による系外惑星放射線環境を比較可能な太陽系外惑星データベースExoKyotoを開発、公開
2019年~土井隆雄宇宙飛行士、寺田昌弘准教授らとともに、アリゾナ大学人工隔離生態系Biosphere2を用いたスペースキャンプ(SCB2)を企画、実践

 

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