>>内閣府「宇宙スキル標準(試作版)」に宇宙大学が掲載されました

大野 琢也氏【宇宙産業・宇宙開発】

🔎問題作成者を知ろう


大野 琢也(おおの たくや)氏
鹿島建設株式会社 イノベーション推進室 宇宙担当

【プロフィール】
1991年 神戸大学工学部建築学科卒業
1993年 神戸大学大学院工学研究科建築学専攻修士
1993年 鹿島建設入社、設計・エンジニアリング総事業本部
1997年 関西支店建築設計部
2020年 京都大学大学院総合生存学館非常勤講師
2023年 鹿島建設イノベーション推進室・宇宙担当

子供の頃から入社後に至るまで、人類の宇宙進出には重力が大切だと周りに説いて回るも、40年程だれにも相手にされず。
近年、月面居住や火星居住がまじめに議論されるようになり、医学的に低重力の問題点が指摘され始めました。
そのため人工重力が注目されるようになり、大学の非常勤講師までさせていただくようになりました。
周囲からは変わり者に見えるそうですが、実は普通です。

大野さんの著書・共著・インタビュー記事など

有人宇宙学:宇宙移住のための3つのコアコンセプト (部分執筆)(京都大学学術出版会、2023年)

大野さんからメッセージ

現在、宇宙技術は日進月歩で可能なことはどんどん増えています。しかしながら、遠くを見据えた研究は限られているのが現状です。

若い人たちは遠い未来の理想を見据えた上で自分の研究に注力いただきたい。そして、どんな複雑なことでも基本の組み合わせです。小学校から順番に基礎の基礎からしっかり学んでいくことが着実な一歩となります。

大野の場合は重力が人類の未来にとってとても大切だと思い、月面人工重力居住施設「ルナグラス」をゴールとして掲げています。

現在の技術ではとてもできるとは思えない目標です。でも私の思想が100年後の方たちに何かしらの良い影響があればそれで充分であるし、また新しい技術につながるかもしれません。

🔴出題範囲


🔽【宇宙大学】チャプター2:我が青春の人工重力 〜宇宙居住創世記〜 人工重力施設研究のまとめ
https://spaceuniversity.jp/post-20231222/

🔽人工重力居住施設の役割
https://drive.google.com/file/d/1mLFeiCi4TQCtwMvYORgziIBFQJlcxQBi/view

🔽微小重力実験
https://humans-in-space.jaxa.jp/faq/detail/000550.html

🔽宇宙環境と人体
https://humans-in-space.jaxa.jp/life/health-in-space/body-impact/

この中から全てが出題されるとは限りません。

大野さんを表すキーワード

人工重力 人工重力施設 ルナグラス マーズグラス 宇宙建築 宇宙居住 宇宙施設 宇宙進出 宇宙産業 建設会社 1G 6G 宇宙居住 遠心力 建築設計 居住施設 月面居住 火星居住 人類の宇宙進出 低重力問題 建設技術 世代交代

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