
🚀「宇宙開発=理系」だと思っていませんか?
法律、経済、安全保障‥‥
学生たちが挑む、技術の「その先」にある宇宙のハナシ✨
こんな方におすすめ
✅文系から宇宙開発に関わりたいと考えている学生・社会人
✅宇宙法、ビジネス、安全保障など、技術以外の視点に興味がある人
✅宇宙業界で活動する学生の実態や、同世代の取り組みを知りたい人
講演者からのメッセージ

宇宙開発への関わり方は、エンジニアリングやサイエンスだけではありません。
技術を社会で運用するには、法律の整備、防衛・経済安全保障上の要求、経済活動としての効率化、国際的なルール作りをはじめとして、社会科学的な様々な側面が必要不可欠となります。
そこで、宇宙開発フォーラム実行委員会 (SDF) では、宇宙開発について文系的な視点を含めた宇宙開発に関する研究・議論・発信を学生自身が行っています。
今回は、SDFとはどのような団体なのか、そして、SDFで活動している学生がどのような思い出活動を行なっているのかをご紹介します。
SDFとは?
宇宙開発フォーラム実行委員会 (SDF) は、パネルディスカッションやワークショップを通して最新の動向への理解を深めるとともに、宇宙に関心のある多様な人の交流の場となることを目指す「宇宙開発フォーラム」の企画・運営・勉強会などを通じて、宇宙開発への理解を深め、学生の視点から宇宙業界に貢献することを目標に活動している学生団体です。
SDF公式サイト:https://www.sdfec.org/
X:@SDF_PR
instagram:uchu_development_forum
▼SDFは宇宙産業機構のiSIO宇宙学生団体メンバーです。
https://spaceuniversity.jp/student-group/#toc8
第142回 気づくセミナー 宇宙大学

■開催日:2025年12月19日(金)
■講演テーマ
宇宙開発の“問い”をつくる学生たち ―社会を見つめ、宇宙の過去から今、そして未来を語る学生団体「SDF」とは―
■講演者
宇宙開発フォーラム実行委員会|SDF
・代表 佐藤 亜由美氏
・渉外チーフ 宇塚 稜人氏
・学生渉外 竹中 大陽氏
・総務 山口 智仁氏
■司会進行
AstroNOTE 創設 兼 代表 早川 明日香氏
■告知ページ
peatix.com/event/4698729
アーカイブ動画
▼こちらの動画はダイジェスト版です。
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レポート記事
学生団体「宇宙開発フォーラム実行委員会 SDF」の活動についてのセミナーに参加しました。
SDFは「CONNECT・ACT・CONTRIBUTE」を理念に掲げ、宇宙に関心をもつ学生同士をつなぎ(CONNECT)、問いを立てて議論・発信し(ACT)、将来の宇宙業界や社会に貢献する人材を育てる(CONTRIBUTE)ことを目指しています。
宇宙というと理工系の分野という印象が強いですが、SDFには文系学生も多く所属しており、文理横断で宇宙を捉える点が大きな特徴です。私自身はバリバリの文系なので、どのように関わることができるのか興味津々です。
SDFの活動は、研究・議論・発信を循環させる構造を持っており、その集大成が毎年開催される宇宙開発フォーラムです。2025年は9月に日本科学未来館で開催され、学生主体で企画したパネルディスカッションやワークショップが行われました。そのフォーラムで扱われた具体的なテーマや、そこに込められた問題意識が紹介されました。
一つ目のテーマは「宇宙で料理をしよう」です。
食べるのではなく、「料理する」です。宇宙食と聞くと栄養補給や保存性を重視したものを連想しますが、この企画では低重力や資源制約下でも料理を行い、食を楽しむことの意義に焦点が当てられていました。食事が人の心理やQOLに与える影響、閉鎖空間での生活における食の役割などが議論され、さらに宇宙で得られた知見を災害時の食事や介護食へ応用できる可能性も示されていました。自分たちの趣味や関心から出発しながら、社会的意義へと展開していく点が印象的でした。
二つ目は衛星データの活用です。
衛星画像は専門家だけが扱うものという印象がありますが、実際には誰でもブラウザ上で閲覧でき、教育や学習に活用できることが紹介されました。地理教育への応用をはじめ、衛星データを「見る」「使う」ハードルを下げることで、宇宙技術を社会に近づけようとする取り組みが進められています。
三つ目のテーマは宇宙法です。
模擬裁判やELSI(倫理・法的・社会的課題)の視点を通じて、宇宙開発を技術だけでなく、法や社会との関係性から考える重要性が示されました。国家間の関係や民間企業の活動を想定した議論は、宇宙開発が現実の社会と深く結びついていることを実感させる内容でした。理系と文系の知見が交差する点は、SDFならではの強みだと感じます。
料理、衛星データ、宇宙法という一見異なるテーマはいずれも、「宇宙を社会とどう結びつけるか」という共通の問いに基づいています。SDFの理念と特徴が具体的な活動として体現されており、宇宙開発を自分ごととして考える入口を提示してくれています。何よりも発表いただいた学生たちが、真剣に取り組みながらも楽しそうに発表されていたのが印象的でした。こんな学生時代を送りたかったと思いながらも、私たち社会人も負けないように宇宙に挑戦したいと強く思いました。
執筆:中小企業診断士 永岡 伸一
講演者&司会者 プロフィール
講演者

佐藤 亜由美(さとう あゆみ)氏
神奈川県横浜市出身。
2023年、宇宙について多角的に知りたいという思いから、宇宙開発フォーラム実行委員会 (SDF) に入会。
2025年1月より、SDF代表を務める。
現在はSDFの運営に携わるとともに、電力・エネルギーに関心を持ち日々勉強中。

宇塚 稜人(うつか りょうと)氏
栃木県出身。
幼少期から宇宙や科学に関心があり、大学では化学を専門にしつつも「宇宙に住みたい」という気持ちを原動力に、さまざまな宇宙系の活動に取り組む。
現在は宇宙開発フォーラム(SDF)を中心に、宇宙利用や将来の居住に向けた議論や企画に関わりながら、自分の専門である化学とも結びつけて学びを広げている。

竹中 大陽(たけなか たいよう)氏
中央大学法学部政治学科
宇宙への興味が高まったのは、SpaceX社の再利用ロケットブースターが2本同時に着陸した映像を見た時。
人類の多惑星種化を掲げる彼らの躍進や、その他ニュースペースの勢いから、宇宙開発の未来に可能性を感じ、自らは宇宙法政策の側面から「”平和で持続的な”多惑星社会」の実現に携わりたいと思う。
特に、有人宇宙や宇宙資源活動の分野を軸に、宇宙開発フォーラム(SDF)の宇宙法研究会や、宇宙建築学サークルTNLでの宇宙建築賞参加など、幅広く活動をしている。
この夏には、国際NGOであるSGACの地域イベント「SG[Japan]2025」の運営や、福島や万博で宇宙イベントの運営に携わり、ヒューストンのNASA施設やテキサス南端のSpaceX施設も訪れた。過去には、国際宇宙法模擬裁判アジア太平洋予選の廷吏を務めたこともある。

山口 智仁(やまぐち とものり)氏
神奈川県川崎市出身
小学五年生の時に相模原の特別公開に参加したことをきっかけに宇宙にのめり込む。
大学に進学しても宇宙のことを諦められなかったため2025年7月にSDFへ入会し活動中。
興味ある分野としてはロケットの推進系だが最近は月での居住技術にも関心を持つ。
SDF以外にもプラネタリウムの脚本を書くなど幅広く活動中。
司会進行

早川 明日香(はやかわ あすか)氏
AstroNOTE 創設 兼 代表
名古屋大学 工学部 機械・航空宇宙工学科
【プロフィール】
静岡県浜松市出身。
幼い頃より有人宇宙開発に惹かれ続け、今もそのワクワクを追い求め活動中。
様々な宇宙系の学生団体に所属。
2024年4月に宇宙建築と未就学児向け宇宙コンテンツの開発を行う団体「AstroNOTE」を代表として立ち上げる。
現在思い描く自身の将来像は「宇宙でバリバリ働く地球人」で、自らも有人宇宙開発を盛り上げていく、という軸のもと活動を進めている。
AstroNOTE:https://www.astronote-official.com
X:@AstroNOTE_star
instagram:astronote.official

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