月面開発構想をリードする、日揮グローバル株式会社の深浦希峰さん。
社内で月面プラントユニットを立ち上げたり、JAXA有人宇宙技術部門へ2年間の出向経験があったりと、月面や月周辺の経済圏を「インフラ」という切り口で創り出すことに尽力されてらっしゃいます。
一つの企業がどのように宇宙産業に取り組み、業界を牽引しているのか、とても参考になる講演をぜひ動画でご覧ください。
深浦さんのメッセージ
アポロ計画から60年余り、アルテミス計画を代表格として再び月面を目指し始めた人類。
時を経て計画は「月に降り立つこと」ではなく「月に長期滞在し、持続的に活動。さらにはその先の火星をも目指す」ものに、とステップアップを果たしております。
しかし月は地球から38万km離れた「極めて孤立した地」。
地球からの物資補給も制限されます。
このような極地で人類が長期滞在するには、資源やインフラ設備が不可欠です。
そこで大きな役割を果たすのが、今回ご紹介する日揮グローバル株式会社の構想する月面スマートコミュニティ “Lumarnity®(Lunar Smart Community®)”。
開発されゆく月面の姿に、ぜひ皆様共に想いを馳せましょう!
第107回 気づくセミナー 宇宙大学(動画あり)
■開催日:2024年4月5日(金)
■講演タイトル:開発されゆく月面の世界 ~月面スマートコミュニティ構想 “Lumarnity®”とは!~
■告知ページ:https://peatix.com/event/3866977
■講演者:深浦 希峰氏
日揮グローバル株式会社 月面プラントユニット ユニットリーダー
▼動画はこちらです。
https://youtu.be/9tAs_zFOM48
【内容】
日揮ホールディングスの会社概要
宇宙事業紹介
「Lumarnity」とは
スターダストプログラムへの参加
通信インフラ
Lumarnityへの展開
アウトリーチ活動
メディア掲載
SPACEMedia様
https://spacemedia.jp/news/12268
深浦 希峰氏 プロフィール
深浦 希峰氏
日揮グローバル株式会社 月面プラントユニット ユニットリーダー
【プロフィール】
1991年生まれ。日系ボリビア移民3世。
11歳までをボリビアの日本人村をはじめとする中南米で過ごす。
大学では学生団体にてハイブリッドロケット開発に従事。
2015年、日揮株式会社(現日揮ホールディングス)入社。
プラントエンジニアとしてLNGプラントやガス処理プラントなど、海外プロジェクトの設計業務に従事。
2018年、社内で宇宙ビジネスを構想する有志活動を開始。
2020年に専任チーム「月面プラントユニット」立ち上げ。
JAXAとの「月面推薬生成プラント構想検討に係る連携協力協定」締結。
2021年~2023年、2年間のJAXA有人宇宙技術部門への出向を経て現職。
月面・月近傍の経済圏創出へ向け「インフラ」という切り口で事業創出、産学連携に尽力する。
宇宙ビジネスコンテスト「IBARAKI Next Space Pitch #2, #3, #4」審査員、経産省「始動Next Innovator」プログラム6期
日揮公式HP:https://www.jgc.com/jp/
【プレスリリース関連】
・日揮 HDプレスリリース JAXA事業「月面推薬生成プラントの実現に向けたパイロットプラントの概念検討」に採択
https://www.jgc.com/jp/news/2023/20231206.html
・日揮HD プレスリリース 「日揮グローバルが参画するコンソーシアムが宇宙食料領域における政府主導の研究開発プロジェクトに選定」
https://www.jgc.com/jp/news/2021/20211203_02.html
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