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【宇宙大学】Space Diving 水中疑似月面プログラム1/6重力を体感する/Aquanaut代表 藤永 嵩秋氏

宇宙大学初のリアル開催。横浜未来機構主催のビッグイベント「YOXOフェスティバル」の「YOKOHAMA宇宙DAYS」のプログラムの一つとして、「海×宇宙」をテーマに活動されるプロダイバーの藤永 嵩秋さんにご講演いただきました。

※宇宙大学は、横浜未来機構の「YOKOHAMA宇宙DAYS」のオフィシャルパートナーです

海に潜るダイビング。そして宇宙。
その、実はとても近い関係とは?
そもそも、スペースダイビングって何?

人類の宇宙旅行、宇宙居住が今後ますます盛んになると予想される今、スペースダイビングを知ることで、あなたも宇宙へ飛び立つ準備ができるかもしれません。

▼藤永さんからのメッセージ
語り聞かされる宇宙ではなく、自分の身体で感じ取る。言葉では表現できない経験が皆さんを待っています。

藤永さんのお話を初めてうかがったとき、宇宙大学はスペースダイビングが今後注目されると確信しました。

そこで、今回、一人でも多くの方にスペースダイビングを知っていただきたく、横浜まで足を運んでいただきました。快諾してくださった藤永さんに、感謝です!

第102回 気づくセミナー 宇宙大学

開催概要

■開催日:2024年2月3日(土)

■開催場所:横浜ランドマークタワー7階 NANA Lv.横浜市立大学みなとみらいキャンパス

■講演テーマ:Space Diving~水中疑似月面プログラム1/6重力を体感する~

■告知ページ:https://peatix.com/event/3810527

■講演者:Aquanaut代表 藤永 嵩秋氏

▼動画は、会場をリアルに撮影したものと、スライドがくっきり見える録画バージョンとの2本です!

本人登場バージョン(動画)


https://youtu.be/jeT778wL130

NASAではすでに採用されている宇宙飛行士の水中訓練。藤永さんは、水中で月面を模した体験ができるスペースダイビングを追求した「疑似月面コース」を開発しました。

疑似月面コースでは3段階のレベル分けがされ、宇宙飛行士になった気持ちでミッションに取り組むことができます。例えば、月面では月の資源を採取する「採取ミッション」がありますが、疑似月面コースでは、海洋保護活動に絡めた活動を行います。

水中では、縦横無尽に飛び回る「無重力感」が気持ちいいと、藤永さん。

水中の安全面は大丈夫なの?と不安な人もいるかもしれませんが、実は、ダイビングによる事故・ケガの件数は、サッカーやラグビーなどのスポーツに比べ、とても少ないそうです。

ただし、極限の環境下に置かれるため、1度事故が起こると大変なことになる可能性もある。だからこそ、安全スキルを徹底した訓練が必要です。

スライドくっきり録画バージョン(動画)


https://youtu.be/2-be-LZxBTw

藤永さん作成のスライド資料をくっきり見たい方は、こちらの動画をどうぞ。

当日の会場レポート(写真)

今回のYOXO宇宙フェスティバルのプログラムの中で、最速で満席となった藤永さんのトークセッション。「宇宙×ダイビング」というテーマがきっと新鮮だったのでしょうね。ダイビング経験のある参加者も多く、皆さまのスペース・ダイビングへの興味の高さがうかがえました。

本番では、プロダイバーの藤永さんならではのアイデアで、ダイビングウェア姿で登場!

さらに、この日は節分の日ということで、鬼のお面まで付けて登場。参加者にあらかじめ配られた豆をぶつけられるというユニークな出だしから始まりました。(鬼のお面のシーンを撮り忘れました‥‥)

冒頭で、参加者に10の質問(※)を投げかける藤永さん。実は、それは宇宙飛行士に向いているかいないかという「資質」に関してのものだったと最後に種明かしされる、会場一体型のセッションで盛り上がりました。

また、宇宙大学の協賛企業である株式会社サン・クロレラ様から、参加者全員に個装になったサン・クロレラ グリーンブーストゼリーが提供されました。


微小重力についての解説。
月面の重力は、地球の約1/6。宇宙空間は、ほぼゼロ!
そして、海中では「中性浮力」が働きます。


水中で、月面を模した体験ができる。
それが、スペースダイビングです。


アメリカ カリフォルニア州にある「NEEMO(ニーモ)」。
水中施設に1週間以上滞在し、月面や惑星ミッションを模擬した訓練ができる水中居住施設です。


スキューバダイビングは、社会インフラになる。
月を開発し、火星へ行こう!

※10の質問に出てきた「宇宙飛行士 8つの資質」とは
自己ケア・自己管理
コミュニケーション
異文化理解・異文化対応
チームワーク・協調性
リーダーシップ
衝突回避
状況認識(アウェアネス)
意思決定・問題解決

藤永 嵩秋さん プロフィール


Aquanaut代表
日本水中科学協会(JAUS)正会員
PADIマスタースクーバダイバートレーナー

山口県下関市出身。旧:都立三鷹高等学校卒業。中央大学卒業。
元:学生YMCA関東支部代表。2013年タオ島にて初級ライセンス取得。
本業(管工事一級施工管理技士)の傍ら、海×宇宙をテーマに2019年よりプロダイバーとなる。
JAXA宇宙飛行士選抜試験にも挑み、NHK・日テレ出演。英語試験まで突破。

日本水中化学協会(宇宙海洋の発題報告)https://jaus.jp/?p=3690
X(旧Twitter)https://x.com/stardancer_dive?s=21&t=Mk3qownCDI1isjkeerds4w

クラウドファンディング準備中


藤永さんが、スペースダイビングを普及させるため、クラウドファンディングにチャレンジします!

・目標額:400-500万(テスト運用、器材、広報など)
・まずは50万(テスト運用の一部)からスタート

現在、Webサイトを準備中とのことですので、スタートしたらこちらのページでもお知らせしますね。

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