5/9(金)18:00~ オンライン開催します!(無料)
参加申し込みはこちら▶https://peatix.com/event/4374084
メッセージ
皆さんはハイブリッドロケットをご存じですか?私たち、神奈川大学航空宇宙構造研究室(高野研究室)および宇宙ロケット部は、2021年にハイブリッドロケットによる日本最高高度記録(10.1㎞)を樹立しました。
その後、2024年12月に打上試験を実施しましたが、高度の日本記録更新には至りませんでした。しかし、マッハ1.5のハイブリッドロケット国内最速記録を達成することができました。
また、高度約10㎞から無誘導で落下し、シミュレーションで予測した落下範囲内に機体を着水させることができ、機体の大部分を回収することに成功しました。これにより、機体の再利用やサンプルリターン実験が可能になりました。
ハイブリッドロケットは、爆発を起こさないという優れた安全性に加え、特別な資格を持たない大学生でも製作・打ち上げを行うことができます。
本講演では、指導教員である高野敦教授からハイブリッドロケットの特徴や2024年の打ち上げの概要、今後の目標についてお話しいただきます。
実際に打ち上げに携わった学生たちが得た学びや体験談を交え、ロケット開発の魅力を紹介します。
第88回 気づくセミナー 宇宙大学(動画あり)
■開催日:2025年5月9(金)
■講演テーマ:大学日本一、その先は“宇宙”!私たちがロケット技術の未来を切り開く!
■告知ページ:https://peatix.com/event/4374084
■講演者
神奈川大学宇宙ロケット部・航空宇宙構造研究室
工学研究科 2年 高階 智和氏
工学研究科 1年 大内 佑真氏
理学部 2年 遠藤 義宜氏
神奈川大学工学部機械工学科 教授 高野 敦氏
■司会進行
AstroNOTE 代表 早川明日香さん
プロフィール
神奈川大学宇宙ロケット部は2014年9月16日設立、昨年10周年を迎えました。工学部機械工学科の高野研究室と共に活動しており、他学部の部活生もより高度な研究に直接かかわることができる環境です。
一般的なロケットよりも安全かつ安価に製作できる超小型ロケット「ハイブリッドロケット」の研究・開発を続けています。ロケットの設計から打上に必要な燃焼試験、計画・準備などのすべてを学生主導で進めています。学部を問わない様々な学生が集まることで、多様な意見が飛び交う明るい空間になっています。
私たち宇宙ロケット部は、超小型衛星の軌道投入を最終目標として、さらなる最高速度の記録更新と宇宙空間(高度100km)への到達を目指していきます。
今後とも応援よろしくお願いします!
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高野 敦(たかの あつし)氏
神奈川大学工学部機械工学科 教授
材料力学・構造力学専門
東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻にて博士号取得
民間企業での衛星開発を経て、2014年から神奈川大学へ。同年からハイブリッドロケット領域の研究を開始。2016年には「1台80万円の超小型ハイブリッド」の開発でメディアに取り上げられる。また近年では SDGs に関わる取り組みの一つとして、再生プラスチックを使った固体燃料の開発・打ち上げを成功させ、メディアなどでのさらなる注目が集まっている。
司会進行
早川 明日香(はやかわ あすか)氏
AstroNOTE 代表
名古屋大学 工学部 機械・航空宇宙工学科2年
【プロフィール】
幼い頃より有人宇宙開発に惹かれ続け、今もそのワクワクを追い求め活動しています。
様々な宇宙系の学生団体に所属しており、今年の4月には宇宙建築と未就学児向け宇宙コンテンツの開発を行う団体「AstroNOTE」を代表として立ち上げました。
現在思い描く自身の将来像は「宇宙でバリバリ働く地球人」で、自らも有人宇宙開発を盛り上げていく、という軸のもと活動しています。
また、大学では現在、宇宙開発に必要な基礎知識を学んでいます。
自身も将来は宇宙開発を担う一員になれるよう、勉学に励んでいる最中です。
AstroNOTE(公式):https://www.astronote-official.com/
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