>>【宇宙大学】11月28日(木) 異文化が交わる宇宙軌道へ:学生が作るガンマ線バースト観測衛星/Aušra Project

宙MAP

【宙(そら)マップ】宇宙を見上げてみよう

現代の地球人が夜空を見上げると、そこにはいつだって一面広がるきらめく星座‥‥!

残念ながら、なかなかそういうわけにはいきません。地上の明かりや雲が星たちの輝きをさえぎり、見えるのは明るい火星や金星が精いっぱいという少し寂しい宇宙模様です。

ですが、人類が宇宙へ送り出した「機械の星」が、私たちに新たな驚きや感動をもたらしてくれます。

「宙マップ 宇宙を見上げてみよう」では、そんなちょっぴり不思議な星たちについてほんのり紹介していきます。

デジタル地球儀「天地人コンパス」



天地人コンパスとは
宇宙から一歩先を行く企業の意思決定を加速するデジタル地球儀「天地人コンパス」

天地人コンパスは、JAXA衛星をはじめとする地球観測衛星等から得られる気象データや地形データ(宇宙ビッグデータ)を活用できるWebGISサービスです。

天地人コンパス上には、各種データ(衛星データ・地上データなど)が揃っており、ユーザはデータ収集を行うことなく、すぐに分析できる環境が整っています。

天地人コンパスはフリープランから利用可能です。

天地人コンパス公式サイト

ISSからの高画質ライブ映像

国際宇宙ステーション(”ISS” International Space Station)からの高画質ライブ映像(Youtube)にいつでもアクセスできます。

現在の地球人が行くことのできる場所で、地球から最も高い所にあるのが、人間滞在型施設「ISS」。老朽化のため、2031年に流れ星になるISS。「Point Nemo(ポイント・ネモ」と呼ばれる地球上の陸地から最も遠い場所に落下する予定です。

さてさて、そんなISSでは、地上400kmの高さから、地球を見下ろすライブ映像を配信。400kmというと、日本だと東京から神戸あたりですね。

「宇宙視点の私たちの今」を目の当たりにできる、星から眺める地球。必見です。

ライブ映像ですが、休憩タイムもあるので、詳細はNASAのYouTubeチャンネルでご確認下さい。

ISSを地上から肉眼で見てみよう

#きぼうを見よう(日本語サイト)

南北に黒潮のように蛇行しながら、毎日90分間隔で地球を一周しているISS。条件がそろえば、動いているISSを肉眼で見ることができます

その姿はまるで流れ星。飛行機のように点滅しません。輝く星がスーッと夜空を横切っていく姿を見ることができます。

下記のWebサイトで条件を確認してみて下さい。運が良ければ、ライブ映像配信中のISSと目が合うかもしれません!

ISSにある日本産の実験棟「きぼう」を見てみましょう。

ISS可視情報予測サービス / #きぼうを見よう

 

Live Space Station Tracking Map(NASA)


ISSを見ることができるNASAのWebサイトです。

・90分前(-1.5h)と90分先(+1.5h)のISSの位置を示している
・暗い部分は夜、明るい部分は日中を示している

Live Space Station Tracking Map

ISS Tracker(ISSの位置がわかる)

iss-tracker
現在のISSの位置と進路状況がリアルタイムで観測できる、ポーランドで作られたWebサイトです。

左サイドに縦に並ぶ項目で、自分の見たい情報をしぼり込むことができます。

ISS Tracker

スターリンクの銀河鉄道

スターリンクとは

かの有名なお騒がせCEO、イーロン・マスクの企業、スペースX社が運用している小型の衛星「Starlink(スターリンク)」。

スターリンクは、地球に住む私たちに、電線やアンテナのない宇宙からインターネットを繋ぐ画期的なサービスです。

日本では、2024年からモバイル通信社の携帯端末やスマートフォンから直接スターリンクに繋がるサービスがスタート。

そんなスターリンクでは、世界のどこにいても常時インターネット接続を実現するため、現在3000基以上の小型衛星が地球上をぐるぐる周回しています。

スターリンクシステムの完成には1万3000基ほどの衛星が必要で、スペースX社は毎月30基ほどの小型衛星を宇宙に送り出しています。

小型衛星は、規則正しく一直線に数珠つなぎとなり、放出されます。この数珠つなぎに放出されたスターリンクは、地上から肉眼で見ることができます。

一直線に星が並び夜空を横切っていく姿は、まるで銀河鉄道のよう!このことから、「スターリンクトレイン」と呼ばれています。

今の今しか見ることのできないスターリンクトレインを見つけてみましょう。

Find Starlink

スターリンク観測といえばこちら。

※Webサイト上部の「Live Map」で「new」があるところにスターリンクが飛んでいます

放出されたスターリンクは、始めは数珠つなぎで列車のように密接し流れて行きますが、1~2日程度でどんどん衛星と衛星の間が開き、最終的に一つの星になるか、発光せず見えなくなります。

Find Starlink

【使い方】
・「Country」で「Japan」を選択
・「Place」にあなたの家の近くの都市名を入力
・「FIND VISIBLE TIMES」をクリック
→スターリンクが見える時間が表示されます(”new”をチェック)

スターリンクトレインは実際どう見える?

スターリンクトレインは、動画検索すると、次のようにたくさん見つけることができます。

星座を作っているようであり、夜空を走る銀河鉄道のようであり、とてもきれいですね。はたまた、日中見ると、連なる凧のよう?

ぜひ、あなたの目で実際に見てみてください。

系外惑星データベース「ExoKyoto」


「ExoKyoto」は、京都大学大学院 山敷庸亮教授が指揮をとりデータ化された、系外惑星に関する総合ポータルサイトです。

今や6,000を超える太陽系外惑星のデータ一覧を観ることができるだけではなく、系外惑星の探し方、ハビタブルゾーン、ハビタブルプラネット、惑星形成理論などを本気で学びたい方にもおすすめのWebサイトです。

データから生み出された美しい系外惑星の数々はどれも美しく、博物館を訪れた気分にさせてくれます。

ExoKyoto

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