>>【宇宙大学】10月22日(火) 子ども向け宇宙キャラ No.1「宇宙なんちゃら こてつくん」が宇宙を身近に!株式会社タカラトミーアーツ 宇宙なんちゃら こてつくんプロデューサー 宮下 哲平氏

【宇宙大学】ハビタブル惑星の放射線環境は? /京都大学大学院教授 山敷 庸亮氏

ご著書である「有人宇宙学 宇宙移住のための3つのコアコンセプト」が好評の、京都大学大学院教授、山敷庸亮先生。

山敷先生は、宇宙放射線についても研究されているため、今回の講演テーマが決まりました。

近頃、数多くの系外惑星が発見され、データベースへの登録が非常に大変とのこと。

そんな系外惑星と、地球の磁場が乱れることでGPSや通信に影響が出ると話題の「太陽フレア」について解説いただきました。

ちなみに、山敷先生は、2021年の段階で太陽フレアについての研究成果を発表されていますので、以下、ご参照ください。

▼太陽フレアによる被ばくの脅威から航空機搭乗者を「合理的」に護る -経済的損失リスクの定量化により最適な航空機運用指針の策定が可能に-
kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2021-09-03a

山敷庸亮先生からのメッセージ


昨年5000個を超えたばかりの太陽系外惑星はすでに6000個を超え、ハビタブルゾーンに存在する地球型惑星も少しずつ増えています。アルテミス時代を迎えて、人類の再度の月面到着、そして火星到着も現実のものとなってきています。

さて、宇宙に「移住」しようとした際、その放射線環境はどうでしょうか?
太陽の活動期を迎えて各地でオーロラが観測されましたが、その時宇宙に飛び立っていれば?
また、もし月面・火星にいたらどうでしょうか?
あるいは、ハビタブル惑星の放射線環境はどうでしょうか?

宇宙移住のための最大の障壁の一つである「宇宙放射線環境」と、それを防ぐための「コアテクノロジー」について考えてゆきます。

●SIC有人宇宙学研究センター
https://space.innovationkyoto.org/

●太陽系外惑星データベース
http://www.exoplanetkyoto.org/

第114回 気づくセミナー 宇宙大学

■開催日:2024年8月1日(木)

■講演テーマ:ハビタブル惑星の放射線環境は?未来の居住地を守るための、宇宙放射線から見る宇宙移住の課題と解決策

■告知ページ:https://peatix.com/event/4046260

■講演者:京都大学大学院 総合生存学館 教授/SIC有人宇宙学研究センター長 山敷 庸亮氏

※現在、動画は非公開です

【動画】我々が移住可能な第二の地球はあるのか?


我々が移住可能な第二の地球はあるのか?
2023年2月8日(水)講演
https://youtu.be/vdoZ6G7SiEg?si=Vc0YSK1–553yEs2

【動画】月・火星・地球 生態ネットワークの構築と「その先」にあるもの


月・火星・地球 生態ネットワークの構築と「その先」にあるもの
2022年10月31日(月)講演
https://youtu.be/qviaDq2pwJ4?si=gTH73eqzjlHQdeIm

メディア掲載

SPACEMedia様
https://spacemedia.jp/news/12977

山敷 庸亮先生 プロフィール


1990年 京都大学工学部卒業
1994年 サンパウロ大学工科大学院(EPUSP)修士課程修了
1999年 京都大学博士(工学・環境地球工学専攻)
2004-2008年 日本大学理工学部講師・准教授
2007年 東京大学非常勤講師
2008-2013年 京都大学防災研究所准教授などを経て現職
2011年 原発事故による河川海洋放射線環境調査に加わる
2015年~宇宙における水の研究を推進し、系外惑星の複数のハビタブル・ゾーンと恒星高エネルギー粒子による系外惑星放射線環境を比較可能な太陽系外惑星データベースExoKyotoを開発、公開
2019年~土井隆雄宇宙飛行士、寺田昌弘准教授らとともに、アリゾナ大学人工隔離生態系Biosphere2を用いたスペースキャンプ(SCB2)を企画、実践

 

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